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大阪本社・加工場

2024.01.07

閏年(うるうどし)にお墓を建ててはいけないって本当?理由は?

閏年(うるうどし)にお墓を建てても問題ありません。

2024年は、4年に一度、2月29日がある閏年です。

閏年に最も多いお客様からの相談は、
「閏年(うるうどし)にお墓を建てても良いの?」

「閏年(うるうどし)にお墓をさわるのは良くないと親戚に言われたけど大丈夫?」

という相談です。特に、年末年始での帰省の際によく「閏年お墓問題」が挙がるようです。

結論から申し上げますと、2024年、閏年にお墓の工事や納骨をすることは問題ありません。

閏年(うるうどし)にお墓を建てても問題がない理由は?

「祟りがある」「仏教的に良くない」などの理由ではありません。

江戸時代の質素倹約の考えから生まれた教えです。

現在は、閏年は一年が366日として、4年に一度1日追加しています。

明治初期まで使われていた旧暦においては、約3年に一度、閏月と言って、一年を13か月になる年を設けて調整をしていました。

(旧暦における一年は、平年353日~355日。閏年は、384日~385日に増える)

江戸時代は、武士のお給料は年俸制です。

閏年(うるうどし)だからといって、増えることはありません。一か月分、一年が多いのにお給料が一緒なのは少々つらいものがありますね。

その為、藩主は家臣に、お墓を建てたり、お仏壇を作ったりという、お金がかかることは控えようと指示をしました。

旧暦の時のお達しが、未だに残っているのは凄いことですが、今となっては質素倹約などの意味が抜け落ちて、「閏年にお墓を建ててはいけない」というお話だけが残っています。

閏年(うるうどし)のお墓、じゃあどうしましょう?

大半が、ご親戚様や知人友人から、閏年のことでストップが掛かるケースが多いです。

知人・友人は大丈夫かもしれませんが、ご親戚様が、

「閏年にお墓を建ててはいけない!!」

と強く言っているところを強行するのも良くはありません。

そもそも2024年にお墓を建てたり、お墓の工事をしようと思われたのにも、何かきっかけや意味があってのことだと思います。

例えば、

「2024年に三回忌を迎えるので、それまでには建てておきたい。」

「管理費を10年払いにしているが、2024年には更新しないといけないので、それまでにお墓じまいをして墓地を返還したい」

などなど。

その理由と、閏年(うるうどし)にお墓を建てても大丈夫な理由とお伝え頂ければ、ご親戚様も安心してサポートして頂けるのではないでしょうか?

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お墓のことって、分からないことや不安なことで一杯だと思います。

今、困ってることをお聞かせください。ただ聞くだけになるかもしれませんが、何か一歩前へいけるようなサポートができたらと思っています。

担当安達が、寄り添って伺います。

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