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大阪本社・加工場
2024.06.06
【実は違法!】自宅にお墓って作ってもいいの?詳しい内容をご説明します。
遠方にお墓があると、お参りに行くのは結構厳しいものがありますよね。
とはいえ、近所にお墓を移設するのは手間がかかりますし、費用もかさみます。
そういった状況から
「自宅にお墓を建立するのはどうだろう」と考えられる方も多くなっております。
墓地にお墓を建てると、お墓代だけでなく永代使用料や年間管理料などコスト的な所も心配になってくる反面、自宅はそういった制約がないので合理的なのでは?と感じますよね。
しかし、そこには複雑な事情が絡んでくるので、今回は自宅にお墓を構える際の注意点をご紹介いたします。
自宅にお墓を作っていいの?
早速本題なのですが、自宅にお墓を構えることは可能なのでしょうか?
結論から申し上げますと、お墓を建てることは可能です。
しかし、お骨を埋葬することはできません。
なので、記念碑や形だけのお墓であれば建立することができます。
違法と言われる理由とは?
では、なぜ自宅にお骨を埋葬することができないのでしょうか?
日本では「墓埋(ぼまい)法」というお墓やご供養に関する法律が定められています。
そこに記載されている内容として
第四条
埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域にこれを行つてはならない。
第10条第1項
墓地、納骨堂又は火葬場を経営しようとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない
とあります。
そして、墓地経営はお金儲け目的で運用してはいけないので、地方公共団体・公益法人・宗教法人に対して許可されています。
以上の理由から、自宅にお骨を埋葬することはできません。
最近出来た「自宅に置けるお墓」とは?
自宅にお墓を建立したとしても、お遺骨を納めることができないことをご理解いただけたかと思います。
しかし、
お墓じまいをして永代供養を考えているけど、どのように供養してくれるかが不安
できれば今あるお墓を維持したいけど、迷惑かけることに抵抗がある
というお悩みを持つ方もいらっしゃいます。
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「手のひら墓石 IL(イル)」やその他のご相談は大阪石材まで
いかがでしょうか。
自宅にお墓を建立できると、費用面のみならずお参りのしやすさに関しても申し分ないのですが、そこには「墓埋法」という法律が絡んでくることをご理解いただけたと思います。
とはいえ、「手のひら墓石 IL(イル)」やその他の手元供養のように自宅でお参りできる環境を整えることももちろん可能です。
ご供養の状況は日々変化し続けていますので、ご不安な点や分からないことがありましたら大阪石材までお気軽にお問い合わせください。
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