お知らせ
大阪本社・加工場
2024.08.10
【実はこんなことが・・】骨壺のまま納骨するとどうなる?お骨を納骨袋に移す理由とは?
納骨式や開眼式など、ご供養に関するお式にご出席されることはありますか?
頻繁にあるものではないので、細かい所はわからないことが多いですよね。
お手伝いさせていただく側としても、
- 厳密にルールが定まっていないことが多い
- お客様やご親族様の意思
- お式を担当されるご宗教者の方(お寺様など)のやり方によって差がある
以上の理由からこれはこうと言い切れないことがあります。
今回はそんな中でも、ご納骨の際にお骨を骨壺のままか、もしくはさらしの袋(納骨袋)に移してご納骨するかについてです。
式をお手伝いさせていただく中でもご質問をいただくことが多いので、お答えしている内容をご紹介できればと思います!
1、骨壺のまま納骨するとどうなる?
早速本題に入っていきたいのですが、お骨壺のままで納骨するとどうなるのかについてご紹介していきます。
実は、お骨壺のままお墓に納骨するのは珍しいことではなく、今もなお行われている埋葬方法になっております。
お骨がバラバラになってしまうことを不安に感じられるお客様には、お骨壺での納骨をおすすめさせていただくこともございます。
しかし、長年の結露により骨壺の中に水が溜まってしまう場合がございます。
蓋を開けてみると、お骨が水に浮かんでしまっているというケースもございますので、ご検討いただきたい所となっております。
2、さらしの袋(納骨袋)に移す理由は?
ご納骨の方法としてお骨壺の他に、さらしの布というお骨を入れる袋で納骨することが一般的となっています。
大阪などの関西圏では「お骨は土に還るもの」という価値観から、お骨壺ではなくさらしの布で納骨することで長い時間をかけて徐々にお骨を土に還していくという風習がございます。
先祖代々受け継ぎ、この先も継承していく上でお骨壺の場合だとお墓の納骨室(カロート)の中がいっぱいになってしまうのですが、さらしの布でのご納骨であればその心配がなく水が溜まることもないので、おすすめしたい方法の一つとなっています。
しかし、お骨が無くなってしまう前提の埋葬方法となりますので、ご注意ください。
最後に
今回は、骨壺とさらしの布(納骨袋)でのご納骨のそれぞれのメリット・デメリットをご紹介させていただきました。
納骨方法には地域差があり、近畿圏ではさらしの布でのご納骨が主流になっているのですが、九州だと骨壺での納骨が主流になっております。
冒頭にもご説明させていただいた通り、ご供養の方法には厳密なルールがなく正解がありません。
なので、お客様のお考えやご親族様の意思などを共有された上でお決めください。
大阪石材では、ご納骨式のお手伝いを承っております。
また、戒名彫刻をご用命いただけるとご納骨式のお手伝いをサービスさせていただいておりますのでぜひご利用ください。
お気軽にお問い合わせください
0120-1114-90
9:00〜17:45(土日祝も営業しています)
大阪石材工業株式会社
〒578-0921 大阪府東大阪市水走3-8-43